流下稚魚報告(2回目)

昨日、10月31日(火)、第2回目の流下稚魚調査を行いました

9D497D17-5371-4D74-96AA-63B2E718BCF5 漁協事務所前

3F807DA4-266F-4ED0-9D10-B4E2DBA0322B トリム堰上

99166EAC-E923-40C6-A229-52FB7659F951 トリム堰下

水温20℃、産卵保護区エリアのトリム堰下では、かなりの数が確認できました。

本格的に流下が始まった模様です。

 

流下仔魚調査報告(1回目)

令和5年度の流下仔魚調査が始まりましたので、これから毎週、皆さまに報告致します!

10月24日(火)19時、水温20℃、漁協事務所前(廓中堰下流)からスタート。

調査地点は漁協事務所前、トリム堰上、トリム堰下の3箇所です。

9048_0

まだ、殆ど流下はありませんでしたが、トリム堰下で少し確認できました

 

令和5年度水産多面的機能発揮対策事業ご報告!

国・県・市から補助金を受け、環境保全に大きな影響を及ぼす内水面の生態系の維持・保全・改善に努める
鏡川環境保全の会、令和5年度 水産多面的機能発揮対策事業『堆積土砂整備、河床の撹拌による瀬と渕の効果の検証』が10月21日(金)に実施されましたので、ご紹介いたします

鏡川環境保全の会のこの事業も今年で8年目、鏡川に堆積した土砂を整備し生態系の調査を行っております。データも8年分が蓄積され、色んな事が解ってきております。この事業のお陰といっても過言ではありません。

さて、今秋は雨が少なく、高知県のどの河川も渇水気味。ユンボ2台で川底を慣らし水の流れを確保。西日本科学技術研究所様の監修のもと㈱馬場配管様に整備いただきました!

RIMG0006

 

そして10月22日(日)、高知大学学生さん9名関係団体様 にご協力いただき、人力で河床を更に平らにならす作業をおこないました

RIMG0055

RIMG0051

RIMG0034

RIMG0036

RIMG0040

RIMG0060

RIMG0046
こういった 関係団体様今城雅之准教授 率いる 高知大学農林海洋科学部の学生さん達 に助けられ、鏡川の環境は守られています。

 

最後に、アユの産卵場を設置。今年は野鳥から卵を守るため鳥除けのテープも張らさせていただきました。

RIMG0069

RIMG0074

RIMG0070

今、鏡川下流域、トリム堰下はカラーテープがぴらぴら風に舞い、ちょっとした風物詩になっております。

お近くにお寄りの際は、是非ご覧になってください

 

年々、川の環境は形を変え、自然の驚異にされされ、人の手を入れなくては立ち行かなくなっております。

整備した産卵場で清流の女王、親アユたちが卵を産み、孵化した仔魚が流下して海に下り、稚魚となって、また鏡川に上ってきます。
アユの一生は、人の善意で支えられているのかもしれません。

高知県が掲げる『アユ王国高知』は、アユに係る様々な団体が手に手をとって、初めて『アユ王国高知』として成り立つものと考えます。

今後とも、自然豊かな高知の河川を、宜しくお願い致します。

 

第5回高知大学創立75周年記念シンポジウムのお知らせ

2024年、高知大学は創立75周年を迎えます。

その記念事業として、10月7日(土)14:00から、窪川四万十会館で第5回高知大学創立75周年記念シンポジウムが開催されることになりました!
今城先生基調講演①
今城先生基調講演②基調講演は、当組合でお馴染み、高知大学教 育研究部自然科学系農学部門 今城雅之 准教授による基調講演『最後の清流四万十川の「あゆ」を守るために』、その後は、四万十川上流淡水漁協組合長さんや、チラシの方々をお招きし『四万十川と共に豊かな暮らしを続けるために』について、パネルディスカッションを行います。

興味のある方は、是非お申込みください。   申込み用紙はこちら

 

土佐山学舎出張授業を行いました!

9月8日(金)、鏡川上流域に位置する土佐山学舎で、土佐山学舎のテーマである「川の学習」の一環として、鏡川の生態の代表である鮎について学習する中、友釣りの学習会へ鏡川漁協が出張授業にいってきました

友釣りの授業には、フィッシングハヤシのスタッフ、中平さんにお願いしYou Tubeの動画を交え、鮎の習性や友釣りの仕掛け、ハナカンの付け方、必要なものなどを教えていただきました。

計画では友釣りとしゃくり漁を日程を変え、川で実習を行う予定でしたが、連日の雨で川も増水し子ども達に川へ入っていただくのは危険、まして不安定な天候で天気が読めないこともあり、友釣りのみ教室での授業となりました。

そして、この日、当組合放流部長の誕生日でもありました

御年80歳。まだまだ現役です  貴重な出張授業、ありがとうございました

 

鏡川流域パートナーシップだより(№77~№81)

高知市新エネルギー・環境政策課の鏡川流域パートナーシップ推進に向けたさまざまな取り組みを紹介するお便り№77~81をご紹介いたします。

先日、アップしました鏡川環境保全の会の体験学習会『川の生き物探検隊』の№80でご紹介いただいてます
是非、ご覧ください
№77
№78
№79
№80
№81

 

鏡川環境保全の会『川の生き物探検隊』開催しました❣

8月26日(土)、鏡川環境保全の会『川の生き物探検隊』が開催されました。

この事業、国と県と市から水産多面的機能発揮対策交付金を受けて行っている事業で今年8年目になります。
海・川の環境・生態系の保全や、海の安全確保などの多面的な事業に対し経費を助成いただくもので、
鏡川環境保全の会では、鏡川下流域の堆積土砂の整備と、この『川の生き物探検隊』を行っております。

さて、熱帯低気圧の影響で前々日の木曜日は雨 結構な雨量が1日中降りました
事務所前の廓中堰も倒れ、ダムも放流、鏡川は増水
開催か、延期か、決断を迫られる中、次の熱帯低気圧が発生したこと知り決行を決断
開催日が曇り予報だったのと、延期しても同じことになるなら予定通り行おうということになりました

しかし、意外にも天気予報は大きく外れ 前日の金曜日には雨は殆ど降らず、当日の土曜日はぴーっかん天気
鏡川の水位は少し高めながらも流れは穏やか、ましてや、暑すぎる
川の水温が気持ちいい、まさに『川の生き物探検隊』日よりとなりました

今年の参加者は13組31名、3年生から5年生の皆さんが続々と集結しました

 

今年の講師は、この方 → 

物部川漁業協同組合 組合長 松浦秀俊さん。

川が好きで、釣りが好きで、好きが転じて本まで出している人です

色んな画像を交えて、「川の生きものたちがよろこぶ川とは?」について学習会をしていただきました

さて、こちらは、お昼に出すアユの塩焼きの準備です。

 勿論、鏡川のアユ200匹。

 竹串にアユが泳いでいるように刺していきます。

 200匹指すのは、なかなかです

と、そんなことを言ってるうちに、探検隊へ向かう準備となりました。

いざ、出陣! ぶお~ぶお~ん!

なんせ、雨の後の晴れ間は、ただ、ただ、むし暑い だから、とっても気持ちよく生き物探しが始まりました。

ここからは、みんなの様子を見ていただきましょう

  S__102252615_0

S__102252635_0

S__102252596_0

子どもも大人も、箱メガネで見る川の中の様子は本当に面白く、兎に角必死。だけど、生き物は大きいほど、捕りにくいものです

捕獲した生き物が、こちら。 →  S__102252591_0

真剣に捕まえた生き物を観察しております  

今回、高知市さんがコラボで行っているアプリ「バイオーム」を使って、いきもの図鑑を作る方もいらっしゃいました。

 

さて、そろそろアユも焼けてきて、いい匂いがしてきましたよ~

ここで、今回ご参加くださったり、見学においでてくださった皆様をご紹介します。

 県議会議員 土居ひさしさん。

 高知市新エネルギー環境政策課の皆さま。

 そして、お馴染み、今城雅之准教授のラボの学生の皆さん。

暑い中、お手伝いやご見学、本当にありがとうございます

アンケートを書いて、お昼の時間は田舎寿司とアユの塩焼き

 

アユが大変上手く焼け、おかわり自由で最高10匹食べた人も

最後は、鏡川漁協、組合長のあいさつで終わりました

夏休み最後の土曜日、親子で『川の生き物探検隊』はの様子は、いかがでしたでしょうか?

また、来年も更なる学習会を開催したいと思います
ご応募ご参加くださった皆さま、お手伝いの皆さま、暑い中、本当にありがとうございました