令和3年鏡川アユ特採報告❻

1時間という制限時間の中で、何匹採捕できるか・・・
第7弾目を6月20日(日)、鏡川上流域で行いました。

この調査は、解禁前の河川で、どれぐらいアユが遡上しているか鏡川の遡上の実態を調査し、
高知県に報告することを前提としています。

上流域は曇り時々晴れという天候でしたが、釣り日和となりました。


弘瀬では、3名で1時間、16㎝~22㎝で6匹、バラシ4匹ありました。
桑尾では、3名で1時間、16㎝~24センチで25匹、バラシ多数でまるまるしたアユでした。
土佐山庁舎前は、2名で1時間、18㎝~23㎝で14匹、太いアユでした。


土佐山庁舎前は出水してアカも飛んでましたが、全体的に上流は丸々と太ったアユが多数いました。

冷水病のアユも若干見られますが、なんとか良好な状態を保っています。

この特採は高知県の許可を得て、許可を貰った採捕者(組合員)で採捕しています。
そして 採捕したアユは全て 高知大学と高知県内水面漁業センターに 提供 しています。
最初より、その条件で採捕していただける方 を採捕者として許可を貰っています。
決して、採捕したアユを採捕者が持ち帰ることはありませんので、ご理解いただきたいと思います。
また、この調査は解禁日までの調査なので、今月あと1回を予定していますが、
この調査で、冷水病や遡上状況、陸封アユの行動範囲、また解禁日の見直しなどを検討致します。
試し釣りで遊漁者の皆さんに釣果情報をお知らせするものではありませんが、
少しでも、遊漁者の皆さんに役立つ情報を提供させていただいております。
事前のこういう調査をおこなって、その結果で申請を許可していただけるものもあります。
よりよい漁場や規則を作るために遊漁者の皆様さまのご理解が前提となります。
是非とも、ご支援くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

解禁日まで、あと10日の鏡川でした。