令和3年度 鏡川 第1回稚アユ放流の様子(R3.3.21)

3月21日(日)9時から、第1回目となる稚アユ放流を高知・鏡・土佐山で行いました。

今年の放流は、遊漁者さんからの早い時期の放流をというお声に従い3月中に2回行う計画としました。
第1回目となる当日は前日からの大雨で増水、お陰で水量の少なかった鏡川の水位もバッチリ回復、放流にはもってこいの恵みの雨となりました。が、当日も雨・・・、朝には止むかと思いきや、しつこく、しとしと、しとしと。
この雨、お昼まで降り続きました。

まずは高知地区からスタートです。
 雨の中、朝早くからご苦労さまです。

 こちら、令和3年度の放流部長さん。

 そして、鏡川漁協ではお馴染み、今城先生
そして、お隣がラボの学生さん、と、そのおじいちゃん。(実は鏡川漁協の役員です

 放流用のアユも研究にしっかり持って帰っていただきました。

さて、放流ですが、こんなふうに、バケツで運んで放流していますが、雨が降ると足元が悪くて大変です。

 ときには川を渡りながらの体力勝負でした。

次は、鏡地区です。
 お手伝いの皆さん、もう集まってくれてますね~

 城ノ平下の親水公園もバケツリレーで入れていきます。

 鏡庁舎前もしっかり入れました。

そして、最後は土佐山地区。
 土佐山の皆さん、ご苦労さまです。

 内水面センターのトラックには、稚鮎がぎっしり。

 支流へは、こうやってビニール袋に小分けして
各地区の皆さんが運んでくれます。地域の皆さんのお陰で、この放流事業が成り立っているんです。

 橋からは、ホースで入れていきます。

こうして、第1回目の稚アユ放流、430㎏が無事終わりました。

第2回目 は 3月28日(日)です。また放流の様子、お伝えいたします

 

 

 

鏡川天然陸封アユ遡上の様子(R3.3.11)

鏡川の上流域では天然の陸封アユが存在しますが、本日、はっきりと陸封アユの遡上が確認出来ました!

その動画がこちら ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

少し解りずらいですが、キラキラしているのが稚アユです。
鏡川上流、土佐山弘瀬から東川川へ、現在、渦を巻きながら遡上しております。

まだ、放流をしていないので、まさに天然

春がそこまで来ている土佐山弘瀬でした。

 

本日の釣果情報!

本日も、アメゴ漁 釣果情報が入りました!

鏡川中流域の吉原川、1時間半で約20匹。帰りに事務所に届けてくださいました!

16センチ~18センチ。ぼちぼち、皆、釣ってるみたいです。

 

本日のアメゴ漁の釣果情報!

只今、釣り師やすおさんブログがリニューアル中ですので、
事務局から、少ない情報を頼りに、少しでもアップして鏡川をこよなく愛する遊漁者の皆さんのお役に立ちたいと思います!

いざ、いざ!!!!!

さて、本日 の アメゴ漁 の 釣果 です。

3月2日(火)の午後3時までに的渕から柿ノ又の竜王橋の4箇所で竿を出し12匹釣った方が、

本日また、竿出しに行ってみたところ、出水で放流したアメゴが散らばっている状況だったとか。

それでも、これだけ、釣果がありました!

まだまだ、アメゴ漁はこれからです。

 

 

アメゴ漁、解禁しました!!!

本日、アメゴ漁が解禁しました

釣果はどうだったのでしょうか?

結構、釣れたという情報は入ってきましたが、証拠となるものがなく考えあぐねていたところ、

組合員さんが釣ったアメゴを見せにきてくれました!  それが、こちら!

私も20匹ほど頂きましたが、別の保冷箱にも、ご覧の通り。

100匹以上は釣ったとのこと

解禁前の2月21日(日)に300㎏放流しましたが、放流した場所ではかなり釣れたみたいですよ。

 

 

高知大学生による鏡川関係卒論発表会がありました!

もう、このHPではお馴染み、高知大学 今城雅之准教授 のラボの学生さんの鏡川関係の卒論発表会がありました。

まず、1題目は 湯川明音 ちゃん

『高知県鏡川アユで発生した細菌性冷水病とエドワジエラ・イクタルリ症の流行把握、ならびに四万十川アユにおける新興エロモナス症の初症例について』

続いて、2題目は 福西晃育 くん

『高知県内河川のアユを対象にしたアユポックスウイルスの感染実態把握ならびに検出ウイルスのゲノム配列比較』

若い学生さん達が鏡川の研究をしてくれて、本当に有難いかぎりです。

エドワジエラ・イクタルリ症とか、アユポックスウイルスなど、あまり聞きなれない病気やウイルスに、
鏡川のアユ達が感染していると聞くと、なんとも痛ましい限りですが、
こうして研究してくださることで、色んなことが解ってきます。

今後とも、今城先生に研究していただきながら、私どもも勉強していきます!

お2人とも、お疲れさまでした

 

 

高知大学広報誌(春号)特集ページのご紹介

鏡川の冷水病の研究をしてくださっている高知大学、今城雅之准教授のラボラトリーが
高知大学広報誌春号で特集されましたので、ご紹介いたします。

ご紹介されている学生さん達は、今城先生を含め、みな、鏡川漁協の活動にも、よくご参加いただいております。
皆さんにお手伝いいただいているお陰で、とても賑やかな若々しい時間を過ごさせていただいております。
鏡川にとって、それから河川や海にとって、欠かせない存在の皆さんです。

新年のご挨拶

新年、あけましておめでとうございます。

当組合も、本日より令和3年が幕開けとなりました。
今年も遊漁者の皆さまに楽しんでいただけるよう活動して参ります。
本年も自然豊かな 鏡川 を、宜しくお願い致します。

 

 

鏡ダム湖内調査

釣り師やすおさんがお休みですので、12月18日(金)に行われた鏡ダム湖内調査の様子を事務局からご報告致します。

凍てつく寒さの中、西日本科学技術研究所の鏡ダム湖内集魚灯調査がありました。


サイズは3㎝~4㎝、陸封天然アユは大切な流域住民の宝です。

今後とも、この天然陸封アユを大切に守っていきたい鏡川漁協でした。

 

 

水産多面的機能発揮対策事業、堆積土砂整備を行いました!

令和2年度の水産多面的機能発揮対策事業の一環として、
10月27日(火)に鏡川下流域、廓中堰下とトリム堰上下に重機を入れ堆積土砂の整備を行いました。

この事業は、漁業者や市民で構成された約750のグループが国と地方公共団体の支援を受け、
水産業や漁村、国民の皆様に多面的な役割を発揮するための活動に取り組む事業で、
鏡川漁協の一部役員などで構成している「鏡川環境保全の会」が
「堆積土砂整備、河床の撹拌による瀬と渕の検証」を平成28年から行っております。

トリム堰下、作業前。

トリム堰下、作業後。

解りますか?
堰の下に中州ができ、タデ類が繁茂しておりました。
その植物を除去し、堰の下に水の流れを作ったのです。
どこの河川も、近年の温暖化による大雨や台風の影響で、河川環境は大きく変わり、
こうして河床の整備をしないと、アユは産卵する場所がありません。
そこまで、河川の環境は深刻になっています。

重機で土砂を整備した後、手慣らしで取り切れなかった大きな石を除け、産卵場を確保し保護するために
ロープで囲い看板を設置いたしました。

束の間の休憩。

今年も、つりぐの岡林、フィッシングハヤシ、今城雅之先生と高知大学の学生さん・友釣り連盟と、
多くの方々が集まってくださいました。


産卵場の整備が終わったら、もうすぐそこまで、冬の鏡川が始まります。

冬を迎える前に、整備され少し小綺麗になった鏡川・・・、心なしか、鏡川が微笑んでるように見えました。
お手伝いの皆さん、大変お疲れさまでした。

この水産多面的機能発揮対策を活用した活動を紹介しているサイトがあります。

hitoumi-320x100 ←こちらからも入れます。

藻場やサンゴ礁の保全だったり、国境・水域の監視だったり、海難救助訓練だったり、
鏡川環境保全の会は「内水面生態系の維持・保全・改善」の中での一環になりますが、
全国では色々な取り組みが行われております。その多種多様な取り組みを、
一人でも多くの皆さまにも知っていただきたく、鏡川漁協でもリンクに「ひとうみ.jp」を追加いたしました。

興味のある方は、是非、覗いてみてください!