鏡川環境保全の会『川の生き物探検隊』開催しました♪

9月26日(日)、晴天とはいかないまでもチョロチョロお日様も顔を出した日曜日、
コロナで延びていて体験学習会『川の生き物探検隊』を鏡川環境保全の会が開催致しました。

今年も、コロナ感染対策として、鏡川漁協事務所の駐車場での青空教室となりました。

 

まだまだ気の抜けないコロナ禍での開催とあって、検温・消毒・マスク着用で臨みました。

アユの塩焼きやモクズガニの試食会&昼食会は取りやめ、アユの塩焼きをお土産に持って帰っていただくため
まずは、アユから仕込み始めました。

全て、鏡川で捕れた天然アユです。大物は28センチ。

 それを1匹ずつ串に差していきます。

こちらでは、川へ入る子供たちのためにロープを張って探検場所の確保です。

子供19名、大人16名、総勢35名をお迎えしました。

鏡川環境保全の会の代表挨拶 

そして、今年の講師には薬膳インストラクターでお豆腐マイスターの百田美知さんをお迎えしました。

百田さんは、鏡川漁協の組合員さんでもあり、食に関して精通している方です。
宮尾登美子さんのエッセイ集【土佐の雑煮】から鏡川のハゼのお話しで始まり、硬水・軟水の飲み比べと盛沢山の内容でした。
 

そして、鏡川へ。

子供たちは、川の生き物を捕まえるのに必死です。

大人までもが必死になり、テナガエビやカニ、ハゼやヨシノボリ、ウナギも捕まえました。

そんな頃、駐車場ではアユの塩焼きが焼き上がっていました。

 今回は川から上がってきた皆さんに、黙食で焼き上がったばかりのアユを食べていただきました。

コケの匂いがするアユは大好評で骨まで食べた人も。

あまりに美味しそうに食べていただいたので、美味しい顔をご披露致します。

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来年は、コロナが完全終息して、思いっきり開催したいものです。

参加者の皆さん、ご参加いただき、本当にありがとうございました。来年も実施しますので、お見逃しなく!

 

 

高知大学農学部海洋生物生産学コース実習風景

7月10日(土)、高知大学農学部海洋生物生産学コースの実習が昨年に引き続き、鏡川で行われました!

この高知大学農学部海洋生物生産学コースは、鏡川の冷水病の研究をしてくださっています今城雅之准教授の学部です。

新入生を対象に、鏡川の畑川で自然を楽しみながら生物について学んでいただきました。

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テキスト「生物の多様性からみた河川環境評価」

テキストにも説明があるように河川にすむ生物を調べることで、水質などの川の環境を推察するこことが出来る生物学的水質判定法で鏡川の河川の水質を調査したようです。

なかなか面白い調査ですので、この夏のお子さんの夏休み課題としていかがでしょうか?

 

 

鏡川上流域の釣り人の数を数えてみた♪

7月10日(土)、用があって土佐山まで行きましたので、釣り人の数を数えながら回ってみました。

道中は中流から回ってみましたが、中流本流筋はグランド下に一人だけ。川口橋周辺は、ご覧の通り ガラーン

打って変わって上流は、下弘瀬から発見して弘瀬周辺では6人見かけました。
弘瀬橋下

弘瀬橋上

弘瀬

そして、大穴峡から桑尾、ころび石やタキユリを通って、今年から制限区が解除された梶谷川まで

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  敷ケ奈路

せっかい

本流筋の見える範囲だけで23名の釣り人さんを発見 しました
土佐山 は、まさに 友釣りさん花盛り です。

7月11日(日)は、高川川の源流憩いの広場は沢山の人出で賑わっていました。
源流憩いの広場

これから夏本番の鏡川上流域です。

 

令和3年鏡川アユ特採報告❺

1時間という制限時間の中で、何匹採捕できるか・・・
第6弾目を6月16日(水)、雨の中、鏡川上流域で行いました。

この調査は、解禁前の河川で、どれぐらいアユが遡上しているか鏡川の遡上の実態を調査し、
高知県に報告することを前提としています。

まずは上流域の河川の状況から。

薄濁り、増水中の中、なんとか弘瀬で竿出し決行。
11:00~12:00までの1時間、2人でなんとか11匹ゲット。

でも、やはり追いも悪かった。

それでは、まだ少ないと事務所から  が入り、桑尾で竿出し。

15:00~16:00の1時間で9匹の釣果あり。

桑尾のサイズはばらつきがあったが、良好に成長中。
大変疲れました。

アオサギ・トンビのお腹満腹羽休めの情報もあり、食害被害も継続中です。

 

令和3年鏡川アユ特採報告❹

1時間という制限時間の中で、何匹採捕できるか・・・
第5弾目を6月9日(水)、今度は鏡川上流域だけで行いました。

この調査は、解禁前の河川で、どれぐらいアユが遡上しているか鏡川の遡上の実態を調査し、
高知県に報告することを前提としています。

6月1日、鏡ダム下流域の解禁日は、鏡川の下流、漁協事務所上流の毛針釣り専用区では、大変よく釣れて大好評だったのですが、中流域となる鏡庁舎前や川口周辺は、友釣りが悪戦苦闘・・・
殆どの人が釣れず、午前中で帰ってしまって、それ以来、静かな鏡川となっております。
川に人がいない、アユが見えない、全然釣れないとお声があがり、心苦しく肩身狭く初夏間近というにヒューヒューと木枯らし舞い散る季節と化していました
でも!打って変わって、鏡ダム上流域はアユの生育も絶好調と一報が

土佐山弘瀬、2人1時間で13匹。成育状態も良好です。

そして、鏡川上流、桑尾。

2人1時間、20匹。サイズ22㎝もあがりました。

中流域が釣れないだけに、上流が好調で陸封アユに助けられる鏡川です。

このまま、好調で7月1日の解禁を迎えたいものです。

 

 

令和3年度 放流体験会、行いました!!

令和3年5月25日(火)、放流体験会を各地区で行いました。

まずは上流域の土佐山学舎から

土佐山学舎からは31名の子どもたちと、
ご支援いただいている高知太平洋鉱業株式会社から2名ご参加いただきました。
そしてRKC高知放送も取材に
 BALL前でご挨拶。


皆、ちゃんと順番待ちでお利口さんでした。

このBALL前は今年から制限区が短縮された合流点になっています。
5月22日の特採でも、竿を入れたら釣れるという良好な場所でした。
近くには、とさやまストアやトイレもあるので、便利なところです。
(他にお店は、なかなかありません)
是非、立ち寄りポイントとしてピックアップください。

続いて中流域、鏡小学校

鏡小学校は鏡ダムの近くにある旧鏡村の少学校です。
校舎も立派で、桜の綺麗な公園も近くにあり、春はさくら祭りも開催されます。

今日の放流のお手伝いには5名のお子さんが来てくださいました。

今回の放流体験会で生徒さんが一番少なくなりましたが、元気にお手伝いをしてくださりました。

またまた中流域の行川学園
 行川学園は自然の中にあります。

森商店の前の道をずっと上に上がっていくと、綺麗な山肌の中にある学園となっています。
今回、ご支援いただいている高知市上下水道局のご担当者の方々もお手伝いに来てくれました。

学園前の川は小さい川ですが、とても綺麗です。行川の大河内橋付近は友釣りを良く見かけるポイントです。
行川学園全生徒30名での参加となりました。本当にありがとうございました。

下流域の旭保育園

一昨年前から旭保育園にお声掛けさせていただき、放流体験会を実施する予定でしたが、
一昨年は大雨、昨年はコロナで2年連続、体験会が出来ず、やっと、今年、実現致しました。
 マルナカ旭店の横を抜けて、

 トリム公園に到着です。

旭保育園年長さん26名が参加してくれました。

前日の雨でトリム堰下は増水しており、ロープを張って放流していただきました。

ロープを張っていたので、手前でアユを放流してしまい、河川敷で泳げないアユもいましたが、
初めて見るアユに、面食らう子、手でつかむ子、恐る恐る放流する子と、様々な子供の様子を伺えました。
泳げないアユ達はストレスになりましたが、旭保育園の皆さんに喜んでいただけて良かったです。
各地区、残りのアユは、最後まで各河川に放流してきました。

ご参加いただいた各地区の学舎・学園・学校・保育園の子供達や先生、保育士の皆さま、高知太平洋鉱業や高知上下水道局の皆さま、
そして、今回の体験会をお手伝いいただいた皆々様、コロナ禍の中、本当にありがとうございました。

令和3年度 鏡川 第3回稚アユ放流の様子(R3.4.11)

令和3年4月11日(日)9時、晴れやかな天候の中、第3回稚アユ放流を高知・鏡・土佐山の順で行いました。

今回の放流は、高知市から当組合が委託を請けて行っている放流事業です。
高知市さんがご提供してくださった稚アユは600㎏、1匹が10gだとしたら約6万匹の稚アユを放流したことになります。
そうやって、高知県や高知市からお力添えをいただきながら、市街地を流れる鏡川は活気づいていくのです。
昔は、本当に鏡の如き美しい清流鏡川だったと言われています。
アユもウナギも、もの凄く居て、シラスウナギは木の枝ですくえるぐらい居たそうです。
昔の良き時代には戻れないと思いますが、なんとか今の状態を守っていきたい鏡川漁協です。

さて、下流域の高知から、放流のお手伝いに来てくださった皆さんです。

1・2回とも雨だったため、3回目は皆さん、晴れ晴れとした感じです。
お馴染みの今城先生、つりぐの岡林の社長さん、そして高知市の農林水産課からもお手伝いにお越しくださいました。

髙橋毛針店からは親子でお手伝い参戦です。

続いて鏡地区、中流域の皆さんです。

時にはホースで。

時にはビニールに入れて。

支流は奥の奥まで入れてきました。

続いては土佐山地区、上流域です。
 放流部長、岡本です。

 なかなか、いいアユでした。


こうして、晴天の中、高知市委託放流が無事終了いたしました・・・・

・・・・しかし。

鏡地区のグランド下では、カワウ軍団が宴会中でした、ガーン 今年はカワウの飛来が凄い

 

鏡川天然遡上、待望の第一報!!!

鏡川河畔最下流~トリム堰周辺で稚アユの遡上が確認された! との一報を頂き、早速現地調査に。

残念ながら 稚アユの群れには出会えませんでしたが、 周辺には サギ や カワウ が確認されたので天然遡上に間違いなし!
鏡川 の 有害鳥獣駆除隊 も、活動が活発になってきています。
鏡川漁協の放流も3月21日・28日に続き、4月11日も行いますので今後共宜しく見守ってください。
ダム上流の土佐山地区は今年も、3月中旬に 7~10㎝位のダム湖産が弘瀨地区で確認されています
高知市内中心より30分で行ける 清流鏡川、今年も是非お越しください。

令和3年度 鏡川 第2回稚アユ放流の様子(R3.3.28)

3月28日(日)8時半、第2回目の稚アユ放流を高知から鏡、土佐山と行いました。

先週に引き続き、またもや雨・・・今年の放流は、お天気に見放されているようです。
当日の朝まで、放流部長が悩みに悩み、やっぱり計画通り放流決行!
朝から生憎のザァーザァー雨でしたが、どうにかこうにか放流を行いました。


今回も、高知大学 今城雅之准教授が、放流魚のサンプルを取りに、この雨の中、駆け付けてくれました。
そして、髙橋毛針店当主 山本さんや指導員の正堺さん、組合員の上田さん、この雨の中、ありがとうございました。

 鏡川橋下流にも放流。


行川橋下流にも放流。

そして鏡地区(中流)、忠霊塔で合流です。

寒い中、本当にご苦労さまです。


ここで仕訳けして、おのおのが、それぞれの支流へ。支流と言えども距離があります。

続いて、土佐山地区(上流)で合流です。

雨は、より一層の強さを増しました。


皆、自前の水槽を持参して、支流へ運んでいきます。
こういう組合員さんの努力があって、鏡川は生き続けています。


岡林釣具の社長さんも駆けつけてくれました!

今回の放流は、300㎏、前回と合わせ730㎏になりました。
この雨が恵みの雨となりますように・・・

次回、第3回稚アユ放流は4月11日(日)600㎏を予定しています。
また、放流の様子はブログでお伝えいたします!