本日の鏡川、朝倉堰。
カワウが襲来しております。
なんとも言えない光景です
3月28日(日)8時半、第2回目の稚アユ放流を高知から鏡、土佐山と行いました。
先週に引き続き、またもや雨・・・今年の放流は、お天気に見放されているようです。
当日の朝まで、放流部長が悩みに悩み、やっぱり計画通り放流決行!
朝から生憎のザァーザァー雨でしたが、どうにかこうにか放流を行いました。
今回も、高知大学 今城雅之准教授が、放流魚のサンプルを取りに、この雨の中、駆け付けてくれました。
そして、髙橋毛針店当主 山本さんや指導員の正堺さん、組合員の上田さん、この雨の中、ありがとうございました。
そして鏡地区(中流)、忠霊塔で合流です。
寒い中、本当にご苦労さまです。
ここで仕訳けして、おのおのが、それぞれの支流へ。支流と言えども距離があります。
続いて、土佐山地区(上流)で合流です。
雨は、より一層の強さを増しました。
皆、自前の水槽を持参して、支流へ運んでいきます。
こういう組合員さんの努力があって、鏡川は生き続けています。
今回の放流は、300㎏、前回と合わせ730㎏になりました。
この雨が恵みの雨となりますように・・・
次回、第3回稚アユ放流は4月11日(日)600㎏を予定しています。
また、放流の様子はブログでお伝えいたします!
今日、高知大学 今城雅之准教授のラボの学生さん、通称「あかねちゃん」が卒業の報告に事務所へ来てくれました!
コロナ禍で、代表の人達だけの出席で、あとの卒業生はオンラインでの卒業式だったそう
せっかくなのでと卒業記念に晴れ姿になって、事務所まで見せにきてくれました
いいですね~ 袴姿
なんといっても初々しい。一生懸命な若い学生さんの姿は、いつも眩しくて心が和みます。
縁あって高知にきて、縁あって今城先生のラボに入り、縁あって鏡川のお手伝いをしてくれるようになった。
縁続きの出会いに、感謝しています。
ホント、いいもの見せていただきました!あかねちゃん、ありがとう
さて、今日の高知は、ぽかぽか陽気で暑いぐらいです。
この天気で、桜は超満開になることでしょう。まさに、この週末に見ごろを迎えます。
高知には、いたる所に桜があります。いたるところで花見(宴会)ができるように桜があるのかもしれませんね。
鏡川沿いの桜の模様でした。
アユの遡上も活発になっていると思われますが、天然遡上の情報がなかなか入ってきていません。
情報が入り次第、皆さまにもお伝えしていきます。
3月21日(日)9時から、第1回目となる稚アユ放流を高知・鏡・土佐山で行いました。
今年の放流は、遊漁者さんからの早い時期の放流をというお声に従い3月中に2回行う計画としました。
第1回目となる当日は前日からの大雨で増水、お陰で水量の少なかった鏡川の水位もバッチリ回復、放流にはもってこいの恵みの雨となりました。が、当日も雨・・・、朝には止むかと思いきや、しつこく、しとしと、しとしと。
この雨、お昼まで降り続きました。
まずは高知地区からスタートです。
雨の中、朝早くからご苦労さまです。
そして、鏡川漁協ではお馴染み、今城先生
そして、お隣がラボの学生さん、と、そのおじいちゃん。(実は鏡川漁協の役員です)
さて、放流ですが、こんなふうに、バケツで運んで放流していますが、雨が降ると足元が悪くて大変です。
次は、鏡地区です。
お手伝いの皆さん、もう集まってくれてますね~
そして、最後は土佐山地区。
土佐山の皆さん、ご苦労さまです。
支流へは、こうやってビニール袋に小分けして
各地区の皆さんが運んでくれます。地域の皆さんのお陰で、この放流事業が成り立っているんです。
こうして、第1回目の稚アユ放流、430㎏が無事終わりました。
第2回目 は 3月28日(日)です。また放流の様子、お伝えいたします
鏡川の上流域では天然の陸封アユが存在しますが、本日、はっきりと陸封アユの遡上が確認出来ました!
その動画がこちら ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
少し解りずらいですが、キラキラしているのが稚アユです。
鏡川上流、土佐山弘瀬から東川川へ、現在、渦を巻きながら遡上しております。
まだ、放流をしていないので、まさに天然
春がそこまで来ている土佐山弘瀬でした。
もう、このHPではお馴染み、高知大学 今城雅之准教授 のラボの学生さんの鏡川関係の卒論発表会がありました。
まず、1題目は 湯川明音 ちゃん
『高知県鏡川アユで発生した細菌性冷水病とエドワジエラ・イクタルリ症の流行把握、ならびに四万十川アユにおける新興エロモナス症の初症例について』
続いて、2題目は 福西晃育 くん
『高知県内河川のアユを対象にしたアユポックスウイルスの感染実態把握ならびに検出ウイルスのゲノム配列比較』
若い学生さん達が鏡川の研究をしてくれて、本当に有難いかぎりです。
エドワジエラ・イクタルリ症とか、アユポックスウイルスなど、あまり聞きなれない病気やウイルスに、
鏡川のアユ達が感染していると聞くと、なんとも痛ましい限りですが、
こうして研究してくださることで、色んなことが解ってきます。
今後とも、今城先生に研究していただきながら、私どもも勉強していきます!
お2人とも、お疲れさまでした