令和3年度 放流体験会、行いました!!

令和3年5月25日(火)、放流体験会を各地区で行いました。

まずは上流域の土佐山学舎から

土佐山学舎からは31名の子どもたちと、
ご支援いただいている高知太平洋鉱業株式会社から2名ご参加いただきました。
そしてRKC高知放送も取材に
 BALL前でご挨拶。


皆、ちゃんと順番待ちでお利口さんでした。

このBALL前は今年から制限区が短縮された合流点になっています。
5月22日の特採でも、竿を入れたら釣れるという良好な場所でした。
近くには、とさやまストアやトイレもあるので、便利なところです。
(他にお店は、なかなかありません)
是非、立ち寄りポイントとしてピックアップください。

続いて中流域、鏡小学校

鏡小学校は鏡ダムの近くにある旧鏡村の少学校です。
校舎も立派で、桜の綺麗な公園も近くにあり、春はさくら祭りも開催されます。

今日の放流のお手伝いには5名のお子さんが来てくださいました。

今回の放流体験会で生徒さんが一番少なくなりましたが、元気にお手伝いをしてくださりました。

またまた中流域の行川学園
 行川学園は自然の中にあります。

森商店の前の道をずっと上に上がっていくと、綺麗な山肌の中にある学園となっています。
今回、ご支援いただいている高知市上下水道局のご担当者の方々もお手伝いに来てくれました。

学園前の川は小さい川ですが、とても綺麗です。行川の大河内橋付近は友釣りを良く見かけるポイントです。
行川学園全生徒30名での参加となりました。本当にありがとうございました。

下流域の旭保育園

一昨年前から旭保育園にお声掛けさせていただき、放流体験会を実施する予定でしたが、
一昨年は大雨、昨年はコロナで2年連続、体験会が出来ず、やっと、今年、実現致しました。
 マルナカ旭店の横を抜けて、

 トリム公園に到着です。

旭保育園年長さん26名が参加してくれました。

前日の雨でトリム堰下は増水しており、ロープを張って放流していただきました。

ロープを張っていたので、手前でアユを放流してしまい、河川敷で泳げないアユもいましたが、
初めて見るアユに、面食らう子、手でつかむ子、恐る恐る放流する子と、様々な子供の様子を伺えました。
泳げないアユ達はストレスになりましたが、旭保育園の皆さんに喜んでいただけて良かったです。
各地区、残りのアユは、最後まで各河川に放流してきました。

ご参加いただいた各地区の学舎・学園・学校・保育園の子供達や先生、保育士の皆さま、高知太平洋鉱業や高知上下水道局の皆さま、
そして、今回の体験会をお手伝いいただいた皆々様、コロナ禍の中、本当にありがとうございました。

令和3年鏡川アユ特採報告❷

1時間という制限時間の中で、何匹採捕できるかという調査、
第2弾を5月22日(土)、第3弾を5月24日(月)に行いました。

まず第2弾の5月22日(土)から。
前日からの大雨で鏡ダム放流もあり中流本流筋での特採は出来ず、出来る場所を探して行いました。

 

上流の土佐山も出水で下弘瀬も高水位でしたが弘瀬では魚影も見えて釣果も本日一番いい結果となりました。
桑尾も前回と同じ場所で竿出ししていただきましたが高水でポイントまで届かず、それでも魚体は20㎝も混ざっていて成育している模様。数匹バラシもありました。
平石は高水でポイントが狭いため、下流のころび石に行ってみましたが、殆どポイントはやれずじまい・・・
中・小の魚影は結構見えていました。

的渕宮前はこちら ↓ ↓ ↓

第3弾の5月24日(月)は、まずこちらの動画から。

本流筋、宗安寺と城ノ平親水公園、鏡庁舎前の3カ所を予定していましたがダム放水で竿出し出来ず急遽、的渕川に移動して
実施してみましたが、こちらも高水位でした。

梅雨の連日の雨で低水温の為、追いが悪い状況が続いております。
本流筋での結果が出なくて残念・・・6月1日の解禁が待ち遠しいです。

2日間の結果はこちらです。

すべてのアユは、冷水病の調査のため、高知大学の今城雅之准教授に提供しました。

 

令和3年鏡川アユ特採報告

5月中旬、今年は九州をはじめ例年より早い梅雨入りとなった高知県ですが、
6月1日から、鏡川のアユ漁が解禁します(鏡ダムから下流)
そこで、先日の5月15日(土)に行いました鏡川の特別採捕結果をお知らせしたいと思います。

鏡川鏡ダム下流と上流の採捕量を調査するための特別採捕で、
調査した場所は、鏡ダム下流、鏡川漁協事務所前・鏡庁舎前・小川口・的渕の4カ所、
鏡ダム上流、下弘瀬・弘瀬・桑尾・土佐山庁舎前の4カ所。

1時間という制限時間の中で、何匹採捕できるかという調査でした。

鏡川は、まだ解禁前。
今年は太平洋側が全域、天然遡上が良くないという情報もあって、釣れないかもしれないという不安もあり、
物部川や新庄川が解禁でしたが、なんとか腕のいい釣り師さんに集まっていただきました。

調査結果は・・・・・

漁協事務所前は減水だったため、コケがくさって泥かぶりの状態。非常に良くない状態でした。
鏡庁舎前は一番の期待場所だったが、ポイントに流木があって非常に釣りづらかったとのこと。この流木は高知土木事務所に撤去していただきます。
小川口は良好で成育もよく、川口~小川口間がいい状態。
的渕神社前は小川口同様、順調に育っており、今年も期待大。
土佐山の弘瀬は下弘瀬ともにアユは見えるが追いが今ひとつ。型はそこそこなので、これからに期待。
桑尾(下桑尾橋付近)は数・型ともに良く、おとりが潜ると直ぐ掛かるという、一番いい状態でした。
最後の土佐山庁舎前は梶谷川と合わせて良好。下流の高川川との合流点は砂が流れ込んでいてポイントが変化していました。

採捕した88匹は、高知大学 今城雅之准教授と高知県内水面漁業センターに振り分け、冷水病と耳石調査をしていただきます。

今回、思ったよりいい結果に終わり、ひとまず胸を撫でおろしました。

今回の調査は6月30日まで続きますので、またご報告したいと思います。

解禁までのカウントダウン、是非、今年のアユ漁のご参考になさってください。

最後に、鏡ダム下流、鏡庁舎前で捕れた鮎の動画です。

 

令和3年度 鏡川 第3回稚アユ放流の様子(R3.4.11)

令和3年4月11日(日)9時、晴れやかな天候の中、第3回稚アユ放流を高知・鏡・土佐山の順で行いました。

今回の放流は、高知市から当組合が委託を請けて行っている放流事業です。
高知市さんがご提供してくださった稚アユは600㎏、1匹が10gだとしたら約6万匹の稚アユを放流したことになります。
そうやって、高知県や高知市からお力添えをいただきながら、市街地を流れる鏡川は活気づいていくのです。
昔は、本当に鏡の如き美しい清流鏡川だったと言われています。
アユもウナギも、もの凄く居て、シラスウナギは木の枝ですくえるぐらい居たそうです。
昔の良き時代には戻れないと思いますが、なんとか今の状態を守っていきたい鏡川漁協です。

さて、下流域の高知から、放流のお手伝いに来てくださった皆さんです。

1・2回とも雨だったため、3回目は皆さん、晴れ晴れとした感じです。
お馴染みの今城先生、つりぐの岡林の社長さん、そして高知市の農林水産課からもお手伝いにお越しくださいました。

髙橋毛針店からは親子でお手伝い参戦です。

続いて鏡地区、中流域の皆さんです。

時にはホースで。

時にはビニールに入れて。

支流は奥の奥まで入れてきました。

続いては土佐山地区、上流域です。
 放流部長、岡本です。

 なかなか、いいアユでした。


こうして、晴天の中、高知市委託放流が無事終了いたしました・・・・

・・・・しかし。

鏡地区のグランド下では、カワウ軍団が宴会中でした、ガーン 今年はカワウの飛来が凄い

 

鏡川天然遡上、待望の第一報!!!

鏡川河畔最下流~トリム堰周辺で稚アユの遡上が確認された! との一報を頂き、早速現地調査に。

残念ながら 稚アユの群れには出会えませんでしたが、 周辺には サギ や カワウ が確認されたので天然遡上に間違いなし!
鏡川 の 有害鳥獣駆除隊 も、活動が活発になってきています。
鏡川漁協の放流も3月21日・28日に続き、4月11日も行いますので今後共宜しく見守ってください。
ダム上流の土佐山地区は今年も、3月中旬に 7~10㎝位のダム湖産が弘瀨地区で確認されています
高知市内中心より30分で行ける 清流鏡川、今年も是非お越しください。

令和3年度 鏡川 第2回稚アユ放流の様子(R3.3.28)

3月28日(日)8時半、第2回目の稚アユ放流を高知から鏡、土佐山と行いました。

先週に引き続き、またもや雨・・・今年の放流は、お天気に見放されているようです。
当日の朝まで、放流部長が悩みに悩み、やっぱり計画通り放流決行!
朝から生憎のザァーザァー雨でしたが、どうにかこうにか放流を行いました。


今回も、高知大学 今城雅之准教授が、放流魚のサンプルを取りに、この雨の中、駆け付けてくれました。
そして、髙橋毛針店当主 山本さんや指導員の正堺さん、組合員の上田さん、この雨の中、ありがとうございました。

 鏡川橋下流にも放流。


行川橋下流にも放流。

そして鏡地区(中流)、忠霊塔で合流です。

寒い中、本当にご苦労さまです。


ここで仕訳けして、おのおのが、それぞれの支流へ。支流と言えども距離があります。

続いて、土佐山地区(上流)で合流です。

雨は、より一層の強さを増しました。


皆、自前の水槽を持参して、支流へ運んでいきます。
こういう組合員さんの努力があって、鏡川は生き続けています。


岡林釣具の社長さんも駆けつけてくれました!

今回の放流は、300㎏、前回と合わせ730㎏になりました。
この雨が恵みの雨となりますように・・・

次回、第3回稚アユ放流は4月11日(日)600㎏を予定しています。
また、放流の様子はブログでお伝えいたします!

 

 

卒業しました!

今日、高知大学 今城雅之准教授のラボの学生さん、通称「あかねちゃん」が卒業の報告に事務所へ来てくれました!

コロナ禍で、代表の人達だけの出席で、あとの卒業生はオンラインでの卒業式だったそう
せっかくなのでと卒業記念に晴れ姿になって、事務所まで見せにきてくれました

いいですね~ 袴姿

なんといっても初々しい。一生懸命な若い学生さんの姿は、いつも眩しくて心が和みます。
縁あって高知にきて、縁あって今城先生のラボに入り、縁あって鏡川のお手伝いをしてくれるようになった。
縁続きの出会いに、感謝しています。
ホント、いいもの見せていただきました!あかねちゃん、ありがとう

さて、今日の高知は、ぽかぽか陽気で暑いぐらいです。
この天気で、桜は超満開になることでしょう。まさに、この週末に見ごろを迎えます。

事務所前の桜も、まさに満開。
A

高知には、いたる所に桜があります。いたるところで花見(宴会)ができるように桜があるのかもしれませんね。
鏡川沿いの桜の模様でした。

アユの遡上も活発になっていると思われますが、天然遡上の情報がなかなか入ってきていません。
情報が入り次第、皆さまにもお伝えしていきます。

 

 

令和3年度 鏡川 第1回稚アユ放流の様子(R3.3.21)

3月21日(日)9時から、第1回目となる稚アユ放流を高知・鏡・土佐山で行いました。

今年の放流は、遊漁者さんからの早い時期の放流をというお声に従い3月中に2回行う計画としました。
第1回目となる当日は前日からの大雨で増水、お陰で水量の少なかった鏡川の水位もバッチリ回復、放流にはもってこいの恵みの雨となりました。が、当日も雨・・・、朝には止むかと思いきや、しつこく、しとしと、しとしと。
この雨、お昼まで降り続きました。

まずは高知地区からスタートです。
 雨の中、朝早くからご苦労さまです。

 こちら、令和3年度の放流部長さん。

 そして、鏡川漁協ではお馴染み、今城先生
そして、お隣がラボの学生さん、と、そのおじいちゃん。(実は鏡川漁協の役員です

 放流用のアユも研究にしっかり持って帰っていただきました。

さて、放流ですが、こんなふうに、バケツで運んで放流していますが、雨が降ると足元が悪くて大変です。

 ときには川を渡りながらの体力勝負でした。

次は、鏡地区です。
 お手伝いの皆さん、もう集まってくれてますね~

 城ノ平下の親水公園もバケツリレーで入れていきます。

 鏡庁舎前もしっかり入れました。

そして、最後は土佐山地区。
 土佐山の皆さん、ご苦労さまです。

 内水面センターのトラックには、稚鮎がぎっしり。

 支流へは、こうやってビニール袋に小分けして
各地区の皆さんが運んでくれます。地域の皆さんのお陰で、この放流事業が成り立っているんです。

 橋からは、ホースで入れていきます。

こうして、第1回目の稚アユ放流、430㎏が無事終わりました。

第2回目 は 3月28日(日)です。また放流の様子、お伝えいたします

 

 

 

鏡川天然陸封アユ遡上の様子(R3.3.11)

鏡川の上流域では天然の陸封アユが存在しますが、本日、はっきりと陸封アユの遡上が確認出来ました!

その動画がこちら ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

少し解りずらいですが、キラキラしているのが稚アユです。
鏡川上流、土佐山弘瀬から東川川へ、現在、渦を巻きながら遡上しております。

まだ、放流をしていないので、まさに天然

春がそこまで来ている土佐山弘瀬でした。